日経平均は反落で寄り付く、米CPI前に持ち高調整の売りが先行

[東京 10日 ロイター] -

寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比190円80銭安の3万9582円33銭と、反落してスタートした。米消費者物価指数(CPI)を前に持ち高調整の売りや前日までの上昇を受けた利益確定売りが先行した。一時200円超安に下げ幅を拡大した。その後は下げ渋っている。

主力株はトヨタ自動車が軟調、ソニーグループが小安い。半導体関連はまちまち。東京エレクトロンやアドバンテストは横ばい圏で一進一退となっている。指数寄与度の高いファーストリテイリングは軟調。ソフトバンクグループは小安い。

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