AUKUS、日本の貢献期待 米高官、パートナー国候補と評価

サリバン米大統領補佐官

 【ワシントン共同】サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は9日の記者会見で、米英豪3カ国の安全保障枠組みAUKUS(オーカス)について「日本は重要な貢献ができる可能性がある」と述べ、パートナー国の有力候補として評価した。

 米英豪の国防相は8日付の共同声明で、AUKUSの第2の柱である極超音速兵器や人工知能(AI)などの共同開発で日本との協力を検討していると表明。サリバン氏は、日本以外の同盟・友好国とも協力の可能性を協議していると語った。

 岸田文雄首相の国賓待遇での訪米に合わせ「日米連携が国際社会で著しい成果をもたらすことに光を当てる」と強調した。

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