カズレーザー 日経平均株価は30万円に?中国経済とアメリカ経済の変化から株価が上昇と解説

お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が9日に放送された。今回は『まだ間に合う!株で勝ち組になる方法』をテーマに、『日経平均30万超え!?大インフレ時代が到来』という講義で、日本株のスペシャリストが日経平均株価の変動に関する自身の大胆な予想について解説を行った。

日経平均株価が4万円を突破し話題を集めているなか、「2050年までに30万円になる」と語る専門家は、その理由として過去の株価の値動きを挙げた。既に2012年当時の4倍の株価になっていることから、この大胆な予想は十分あり得るのだという。

ただし、この予想にはインフレの発生が盛り込まれており、専門家は今後世界的なインフレ時代が到来するとコメント。ここ30年間デフレをけん引してきた中国経済の台頭が落ち着き、自由主義経済をリードするアメリカ経済が活発化していることから、自由主義陣営の日本経済でもインフレが発生するとした。専門家によれば、世界を中国経済がリードするとデフレになり、アメリカ経済がリードするとインフレが加速するそうだ。

ここでカズレーザーが「チャイナフリー(中国離れ)が進んでいくとして、今度は別の人口がぐっと増える国はいっぱいあるから、そういうところがデフレ担当になったり移っていくことはないんですか?」と専門家に質問。専門家は人口が増加している国の代表としてインドを挙げたが「中国と違って輸出主導で伸びている経済じゃない」と、モノづくりの輸出ではなくサービス業で成長している経済だとして、中国のような規模でデフレをけん引する経済圏の台頭については否定的な見解を示した。

さらに専門家は「日本の好景気は多分40年間続くと思います」とも発言。日本経済には株価が40年上昇したあと23年下がるというサイクルがあるそうで、直近でも40年間続いた日本の好景気がバブルの崩壊で終息したあと、2013年までの約23年間株価が下落したとの根拠を示した。米中による新たな冷戦が勃発するなか、世界中の投資マネーが再び日本に戻りつつあるそうで、いずれ起こりうる米株バブルの崩壊も追い風となり、日本株は今後さらに投資先としての注目を集めるとした。

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