大谷翔平、驚異の爆速183.5キロ二塁打に敵地解説も称賛 元MVP男「昨夜も強打、今回はさらに…」

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

敵地ツインズ戦に「2番・DH」で出場

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地ツインズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。3回の第2打席に右翼線二塁打を放った。これで直近の安打6本は全て長打という結果に。二塁打はメジャー最多の8本としている。敵地実況席で解説を務めていたジャスティン・モーノー氏は「ビッグガイにしては走るのも本当に上手です」と驚いていた。

3回2死走者なしで迎えた第2打席。右腕バーランドの投球を強烈にはじき返した。一塁手が飛びつくも捕れず、右翼線に打球が転がる間に大谷は悠々と二塁に達した。打球速度114マイル(約183.5キロ)の速い打球。ボールはあっという間にフェンスに達していた。

ツインズの地元局「バリー・スポーツ・ノース」の実況席では、メジャー通算247本塁打で、2006年にMVPを獲得しているモーノー氏がコメント。「これは見逃しませんでした。先程の打席で三振をした球と同じカットボールでした。昨夜も110マイル(約177キロ)の速度でセンターに強打しましたが、今回はさらに強く打ちました。(先程の打席で)見逃した時にメモリーに入れておいて、もう一回同じ球を投げたら捉えるぞ!と思っていたのでしょうね。上手く打ちました。ビッグガイにしては走るのも本当に上手です」と走る速さにも驚いていた。

大谷は直近3試合で6安打目。いずれも長打で、7日(同8日)のカブス戦で右中間三塁打、中越え二塁打に続き、8日(同9日)の試合でも中越え二塁打、左翼線二塁打、そして3号ソロと続けていた。打率を.351とあげている。

THE ANSWER編集部

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