「素晴らしい試合」マドリーと壮絶打ち合いドローのシティ、グアルディオラ監督「2ndレグのチケットは完売するだろう」

ジョゼップ・グアルディオラ監督は敵地でのドローを評価[写真:Getty Images]

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、激闘となったチャンピオンズリーグ(CL)の一戦を振り返った。

9日、敵地でレアル・マドリーとのCL準々決勝1stレグに臨んだシティは、開始早々にMFベルナルド・シウバの意表を突くFKで先制するも、14分までに逆転を許す目まぐるしい展開に。その後はこう着した時間帯が続いたが、66分にMFフィル・フォーデン、71分にDFヨシュコ・グヴァルディオルがシュートを突き刺し一気に逆転。しかし、79分に失点を喫するとそのまま3-3のドローに終わった。

壮絶な打ち合いを終え、決着はホームでの2ndレグに持ち越しとなったグアルディオラ監督は好ゲームを振り返りつつ、準決勝進出への意気込みを述べている。

「素晴らしい試合だった。我々は本当に良いスタートを切ったと思う。レアル・マドリーは非常に良い守備があり、前線のスピードは信じられないほどだ。だから、あのチームに対してトランジションを許せば、コントロールするのは不可能だ」

「前半、我々はボールを持った際に少し不安を感じていた。1-2となった後、選手たちは普段ならしない失い方をしていたと思う。だが、後半は我々のプレースタイルで素晴らしいキャラクターを示した」

「もし、1-3か1-4の状況で2ndレグとなれば、難しかっただろう。しかし、我々は非常に落ち着いてプレーを続け、前半よりはるかに良くなった。フィルとヨシュコによる2つの素晴らしいゴールを決めたのだ」

「今日の3-3という結果は仕方がない。そして、我々は次の試合に勝たなければならない。準決勝に進むためには、勝てば良いだけだ。次の我々にはファンがいる。チケットは完売するだろう。この大会の王者に勝つため、全員が必要だ」

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