大谷翔平が行っていた“秘密特訓”に米実況驚き「電撃的だ!」 あやかった同僚も2戦2発の復調

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

敵地ツインズ戦に「2番・DH」で出場

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地ツインズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。3回の第2打席に右翼線二塁打を放った。二塁打はメジャー最多の8本に。この試合ではジェームズ・アウトマン外野手が2号3ランをかっとばしたが、地元放送局の実況席では「電撃的だ」と指摘。大谷とともに練習である道具を用いたことが注目されていた。

大谷は3回2死走者なしで迎えた第2打席で、打球速度114マイル(約183.5キロ)の弾丸二塁打を放った。これで直近6本の安打はすべてが長打となった。4回にはアウトマンが中越えに2号先制3ラン。前日の試合でも1号を放っていたが、打撃好調のこの2人には共通点がある。

大谷は8日(同9日)の試合前に現地で取材に応じ「昨日は2回凡退した後にクリケットのバットを使って2安打したので、今日もやろうかなと思っています」と語ったことが伝えられていた。さらに米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者が自身のX(旧ツイッター)で伝えたところによると、アウトマンも「ショウヘイが2本のヒットを打ったのを見て、僕もクリケットのバットを振り始めたんだ」と二刀流にあやかって“秘密特訓”をしていたという。

ドジャースの地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」実況のジョー・デービス氏は、アウトマンの2号3ランに際して「シーズン最初の2本塁打は連続となった。そして初めてクリケットパドルを使った後に打った」と紹介。「これは電撃的だ! なんてこった。この男たちの打撃はすごいぞ」と大谷の打棒と合わせて驚き、興奮した様子だった。

THE ANSWER編集部

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