CBローガン・ライアンが11シーズンを経て引退へ

ニューイングランド・ペイトリオッツのローガン・ライアン【AP Photo/Joe Mahoney】

2度のスーパーボウルチャンピオンに輝いたコーナーバック(CB)ローガン・ライアンが11シーズンのキャリアに幕を下ろす。

33歳のライアンは、現地9日(火)にソーシャルメディア上で引退を発表した。

「導き支えてくれた家族、友人、チームメイト全員に感謝!
見守ってくれたファンに感謝!
2度のスーパーボウル制覇を果たし、子どもたちのために最高の父親になれるよう、幸せで健康な状態で引退する!
11シーズンもの間、本当にありがとう! これからに乾杯 #ログアウト」

ラトガース大学出身のライアンは、2013年ドラフト3巡目でニューイングランド・ペイトリオッツに指名された。フォックスボローでの4年間で、ライアンはインターセプト13回、パスディフェンス41回をマークして、ヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチック率いるディフェンスが2度のロンバルディトロフィーを獲得するのに貢献している。

2017年にはテネシー・タイタンズと大型契約を締結。タイタンズでの最も記憶に残るプレーは、2019年のワイルドカードラウンドにおいて、元チームメイトのクオーターバック(QB)トム・ブレイディのパスをインターセプトし、タイタンズのプレーオフ勝利を決定づけたことだ。結果的に、これはブレイディがペイトリオッツでの伝説的なキャリアで投じた最後のパスとなった。

ライアンはその後いくつかのチームを渡り歩いた。ニューヨーク・ジャイアンツに2シーズン在籍した後、ブレイディとともにタンパベイ・バッカニアーズで2022年を過ごし、昨シーズン終盤には、負傷者が続出していたサンフランシスコ・49ersに移籍している。ライアンは49ersではプレーオフを含めて8試合に出場。カンザスシティ・チーフスに敗れたスーパーボウルでは、スナップ62回(78%)に参加して、タックル7回とファンブルフォース1回をマークした。

ライアンは最終的にインターセプト19回、パスディフェンス98回、ファンブル15回、サック13回、トータルタックル755回という成績を残して、キャリアに幕を引いている。

【KO】

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