アストロズの左腕フランバー・バルデスが左ひじの炎症でIL入り

日本時間4月10日、アストロズは左腕フランバー・バルデスを左ひじの炎症で15日間の故障者リストに登録したことを発表した(日本時間4月7日にさかのぼって適用)。バルデスは日本時間4月9日のレンジャーズ戦に先発予定だったが、左ひじの痛みを訴えて登板を回避。アーリントンからヒューストンへ戻り、チームドクターによる診察を受けていた。ジョー・エスパーダ監督は「彼には回復のための時間が必要だ。炎症が落ち着くのを待たないといけない。先発を2回飛ばすくらいで戻ってきてくれればいいのだが」と話している。

現在30歳のバルデスは今季、3年連続3度目となる開幕投手を務めた。ここまで2試合に先発して12回1/3を投げ、防御率2.19、奪三振10、与四球6、WHIP1.38を記録。2020年以降、ポストシーズンを含めて697回2/3を投げているが、これはフィリーズのアーロン・ノラ(709回1/3)とザック・ウィーラー(704回2/3)、ヤンキースのゲリット・コール(702回2/3)に次いでメジャー全体で4番目に多い投球イニング数となっている。ひじに負担がかかるのは当然と言えるかもしれない。

アストロズは日本時間4月10日のロイヤルズ戦にクリスチャン・ハビアーが先発。エスパーダ監督によると、明日以降の3試合は予定通りにハンター・ブラウン、J・P・フランス、ロネル・ブランコが先発するようだ。バルデスの離脱により、日本時間4月14日のレンジャーズ戦に先発する投手が不在となっており、アストロズはこの日までにバルデスの代役に誰を起用するかを決める必要がある。

なお、米メディア「ジ・アスレチック」はアストロズが有望株スペンサー・アリゲッティを昇格させる予定であることを報じている。アリゲッティが日本時間4月11日のロイヤルズ戦に先発する場合、ブラウン、フランス、ブランコの登板予定は1日ずつスライドすることになるだろう。現在24歳のアリゲッティは2021年ドラフト6巡目指名で入団。昨季初めてAAA級に到達し、今季はAAA級で2試合に先発して防御率2.16を記録している。

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