さだまさしさん、市川市の親善大使へ 青春時代の20年暮らす 「第2の故郷」イメージアップへ 千葉

JR本八幡駅近くに飾られた、さださんの市川公演案内。発売開始直後に完売した=今年2月、市川市

 市川市の市制施行90周年を盛り上げる「親善大使」に、日本を代表するシンガーソングライター、さだまさしさんの就任が内定したことが9日、市への取材で分かった。さださんは中学時代から多感な青春時代を含めて約20年間市川市で暮らし、同市とはゆかりが深い。親善大使就任後は「第2の故郷」ともいわれる市川市のイメージアップに一役買う。

 さださんは長崎市出身。フォークデュオ「グレープ」を1972年に結成し、2枚目のシングル「精霊流し」が大ヒット。ソロシンガーとなってからも「雨やどり」「案山子」「関白宣言」「道化師のソネット」など数多くのヒット曲を生み出した。トークの軽妙さでも知られ、テレビやラジオ番組のパーソナリティーや小説家としても活躍する多才ぶりで知られる。

 来月24日に全国ツアーの初日として市川でコンサートを開く。(チケット完売)

© 株式会社千葉日報社