イスラエルは「過ち犯した」 米大統領、停戦を要求

バイデン米大統領(ゲッティ=共同) 

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は9日までに米国のスペイン語放送「ユニビジョン」のインタビューに応じ、パレスチナ自治区ガザで戦闘を続けるイスラエルのネタニヤフ首相について「過ちを犯している。彼のやり方には賛同しない」と述べ、6~8週間の停戦を要求した。戦闘では民間人や援助関係者の被害が拡大している。

 CNNテレビはバイデン氏による最も厳しいイスラエル批判の一つだと伝えた。バイデン氏は11月の大統領選で再選を目指すが、アラブ系住民や若者からイスラエル寄りの姿勢を非難されている。一部の激戦州では落選運動も起き、軌道修正を余儀なくされている。

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