オリックスのドラフト5位ルーキー・髙島泰都がプロ初先発 経験豊富な楽天・岸孝之との投げ合いに挑む

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オリのドラ5ルーキーがプロ3度目の登板で初先発

10日は4試合の開催となるプロ野球。オリックスはドラフト5位ルーキー・髙島泰都をプロ初先発のマウンドに送る。

滝川西高から明治大、社会人の王子を経て昨年のドラフト5位でオリックスに入団した背番号96。オープン戦では4試合の登板で防御率0.00と結果を残し、リリーフとして開幕一軍入りを果たした。

ところが、プロ初登板となったソフトバンク戦は1回1失点、4月3日の西武戦でも1回1失点とオープン戦ではなかった失点が続いている。

そんな中、首脳陣はプロ3度目の登板で先発させることを決断した。

チームの先発陣では新外国人のアンダーソン・エスピノーザが2戦2勝と好スタートを切ったが、山本由伸の次のエースとして活躍が期待される宮城大弥がここまで2戦2敗。21歳の大器・山下舜平大も今季初登板で8四死球と荒れ、敗戦を喫するなど不安要素もある。

山本由伸と山﨑福也、2人の穴を埋めるためには新戦力の台頭が不可欠。24歳のルーキーが初先発でどんな投球を見せるのか、注目だ。

立ちはだかる39歳の“オリキラー”

対する楽天は、対照的にプロ18年目のベテラン・岸孝之が先発する。

今季初登板となった日本ハム戦では5回9安打4失点で敗戦投手。オープン戦では2度の登板で防御率1.13と安定した投球を見せていただけに、2度目の登板でしっかりと巻き返したいところだ。

その点、オリックス戦というのは良いチャンスと言えるかもしれない。というのも、昨季挙げた9勝のうち4勝がオリックス相手に稼いだものであり、昨季の対オリックスの成績は5戦4勝1敗、防御率0.87と圧巻の内容だった。今年も引き続き“オリキラー”ぶりを発揮することができるだろうか。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
DeNA・小園健太-中日・松葉貴大(横浜)
阪神・伊藤将司-広島・アドゥワ誠(甲子園)

【パ・リーグ】
西武・武内夏暉-ロッテ・メルセデス(ベルーナドーム)



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