スタートアップの国際イベント「SusHi Tech Tokyo 2024」 次世代の乗り物などお披露目

今月末に開催されるスタートアップ企業の国際イベント「SusHi Tech Tokyo 2024」に先がけた発表会が行われ、最新技術を駆使した次世代の乗り物やフードなどが報道陣にお披露目されました。

(小池知事)
「サステナブルのSus。ハイテクノロジーのHi。この言葉を握りますと「SusHi」になるということで」

4月27日から開かれる「SusHi Tech Tokyo 2024」は”持続可能な新しい価値を生み出すこと”を目的に、国際会議やスタートアップ企業の商談会などを一体化したイベントです。4月9日に行われた発表会では、体験エリアの7つの展示が公開されました。

(安部記者)
「このロボットスーツは、身体に装着して対戦相手と1対1で闘うことができるんです」

ベンチャー企業が開発したこちらのロボットスーツは、内臓されたセンサーがお互いの体力と打撃を判定し、まるで「格闘ゲーム」の中に入ったように楽しめます。

このほか車輪部分を組み替えることでさまざまな場所を走行できる乗り物や、植物由来の牛肉の代用品や鶏肉で作ったフォアグラの代用品など、ベンチャー企業などが開発した次世代の商品も登場しました。

「SusHi Tech Tokyo」とは、今月27日から来月26日までの1か月間、東京ビッグサイトや有明アリーナといった都内臨海部の施設を中心に行われるアジア最大級のスタートアップイベントです。

去年までは国際的な会議やスタートアップ企業の商談会などが行われていましたが、今年からそれらに加え、「ショーケースプログラム」という体験エリアを新設しました。

東京都はこれにより、より多くの人々に、国内の最新鋭の技術に親しんでもらうことをねらいとしていて、今年の来場者数は、すべての会場をあわせて約50万人を見込んでいます。

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