嵐「5人で会社設立」で22年前の“ピチっと七三分けスーツ姿”楽曲が再注目 HP「大野智の写真」には感涙の声

大野智(嵐) (C)ピンズバNEWS

4月10日、旧ジャニーズタレントの受け皿となる新事務所「STARTO ENTERTAINMENT」の公式サイトが開設された。所属グループ、タレントが名を連ね、アーティスト写真も掲載されたほか、嵐は同サイトでメンバー5人で新会社を設立したことも発表し、ファンを沸かせている。

嵐は今年でデビュー25周年を迎えること、全員40代を迎えたことで、

《これまで以上に主体性をもち、これまで以上に主体的に判断をし、これまで以上に主体的に行動したい。

そして何よりも、日々応援して下さるファンの皆さまに、より近くに感じてもらいたい。より積極的でありたい。そんな想いから5人で何度も何度も話し合い、会社を設立致しました》

というメッセージを発表。

文末の署名はアルファベット順で、相葉雅紀(41)、松本潤、(40)、二宮和也(40)、大野智(43)、櫻井翔(42)となっている。

「会社名は公表されていませんが、X(旧ツイッター)は『株式会社嵐』と評する声や、『AMNOS』では、という声が上がっていますね。『AMNOS』というのはメンバーの頭文字をアルファベット順に並べた単語で、彼らの楽曲『La tormenta 2004』の歌詞に用いられるなど有名なフレーズですよね。

そして、“嵐が株式会社を立ち上げる”という報告から、現在、多くのファンが連想し再注目されているのが、8thシングル『ナイスな心意気』なんです」(女性誌ライター)

嵐は2002年、「アラシ」名義で8thシングル『ナイスな心意気』をリリース。嵐はPVや音楽番組で「株式会社アラシ(※『アラシ株式会社』の場合も)」と名乗り、髪をピチっとした七三分けにし、黒縁メガネにスーツを着たサラリーマン姿で同曲を披露していたのだ。

今回の会社設立発表で「株式会社アラシ」を思い出す声は多く、

《株式会社嵐 アラシ株式会社さっきから頭の中でずっと『ナイスな心意気』が流れてる なんか伏線回収感すごい》
《今から22年前の4月17日【アラシ株式会社】が出来ました。そして22年後の今日(1週間早いけど)【株式会社 嵐】が設立 ナイスな心意気じゃん!…みんな七三分けなのかな?》
《ナイスな心意気みたいなセットで写真撮ってHP作ってください》
《あの時の俺たちは、本当に株式会社アラシを設立するなんて思いもしていなかった ナイスな心意気すぎるだろ……………ありがとう…………》

といった”伏線回収”と評する声が、Xに多く寄せられているのだ。

■大野の個人ページもSTARTO社HPに掲載

また、5人の会社の立ち上げ発表に署名していることから、大野の活動復帰に期待する声も多い。

「大野さんは2020年末を最後に芸能活動を休止し、復帰の意思がないとずっと言われてきました。沖縄・宮古島を拠点にリゾートホテル運営を計画していると報じられ、工事のスケジュール的に考えて、早ければ今春にもオープンするのでは、とも言われていました。そういった動きにともなって、芸能界から完全に引退してしまうのでは、という見方もされていましたね。

そのため、今回の報告でファンはあらためて、大野さんもグループ活動を再開する意思があるだろうことを再確認し、“5人の嵐”の復活が近いのでは、と希望を抱いています。STARTO社の公式サイトにある『アーティスト一覧』に大野さんの個人ページがあることも、ファンを大いに喜ばせています」(前出の女性誌ライター)

STARTO社の公式サイトで嵐はグループだけではなく、メンバーひとりひとりの独立したページがあり、大野の個人ページもしっかりと立ち上げられている。

そのため、

《大野くんの個人ページ出来てて嬉しくて泣いちゃう》
《新サイトに大野智のページがあることに感動してる。個人でも契約してくれたんだよね…嵐としても契約がされてると思っていいのかしら?》
《前の会社とは結局どういうふうになるのかな?二宮くん以外は個人だけ契約してる形になるのかな?大野くんがはいっててよかったよ》

と、ファンを感涙させているのだ。

二宮は、ソロタレントとしては23年10月末に旧ジャニーズ事務所を退所、独立しているためだろう、今回のSTARTO社のHPに彼の個人ページはなかった。

「大野さんは嵐としてはともかく、個人活動をするつもりがないともっぱら言われていました。ですので、“STARTO社とは契約をしないのではないか”と報じられていましたが、同社の公式サイトに個人でも名前が載ったと。それを受けて、無理せず徐々にカムバックして欲しい、と期待する声も寄せられていますね」(前同)

22年越しの“株式会社アラシ”の設立と、リーダー大野の復活への希望――2024年4月10日は5人にとっても、ファンにとっても、忘れられない日になるのだろう。

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