milet、新曲「hanataba」が長谷川博己主演の日曜劇場『アンチヒーロー』主題歌に 新アー写も公開

miletの新曲「hanataba」が、4月14日夜9時から放送される長谷川博己主演の日曜劇場『アンチヒーロー』(TBS系)の主題歌に決定。あわせて、新アーティスト写真も公開された。

本楽曲は、蔦谷好位置プロデュースのもと、miletと共同で制作。“小さな希望を抱き締めながら歌うエモーショナルな楽曲”に仕上がっているという。楽曲はドラマ初回放送内にて初公開され、6月5日にCDとしてリリース。4月15日からは、楽曲の先行配信も決定している。

『アンチヒーロー』は、「正義の反対は、本当に悪なのだろうか…?」を視聴者に問いかけ、スピーディーな展開で常識が次々と覆されていく作品。長谷川博己が「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士を演じ、主人公の法律事務所で働く同僚弁護士役に北村匠海と堀田真由、パラリーガル役に大島優子、東京地方検察庁の検察官役に木村佳乃、検事正役に野村萬斎が出演する。

<milet 楽曲コメント>

主題歌のお話をいただき、アンチな弁護士が主人公とお聞きしてすぐ興味が湧き、食い入るように脚本を読み進めていました。人間の深いところにある、生々しく醜い部分まで曝け出されるストーリーに、私も自分の心の扉を大きく開いて立ち向かおうと決め、主題歌を書かせていただきました。人間が作り出した法を犯すのも人間、それを裁くのもまた人間。全ての人の中に強さと弱さが共存しているように、正義と悪も共存している。その正義と悪の形が例え歪だとしても、小さな希望の光を守るために生きる主人公を、この人の内側をもっともっと知りたいと思いました。正義も悪も、自分にとって大切なものを前にすると形が変わってしまうことがあります。そもそも、正しさと正義ってイコールなのか。そして守りたいものを守るための強さに必要なものは愛なのか、正しさなのか。自分本位な愛や正しさのあり方を今一度見つめながら曲を書きました。
『アンチヒーロー』という作品の中で咲く「hanataba」も、とても楽しみです。

<プロデューサー 飯田和孝 起用コメント>

ドラマの企画段階、数年前から、主題歌はmiletさんにお願いしたいと勝手に考えていました。
何が正義か悪か、何が真実か嘘か、アンチヒーローが描く不安定で歪んだ世界に、miletさんの歌声が合うのではと思っていたからです。デビューされた5年前から、miletさんの歌には、並々ならぬ信念や、強さがありながら、その裏にある脆さ、弱さ、繊細さも全て曝け出しているように感じていました。それが今回、長谷川博己さん演じる主人公にも、重なる部分が実は多いんです。
今回、楽曲をお願いするにあたり、“ドラマでは描かない主人公の思いをmiletさんの主題歌で表現したい、miletさんの曲と共に主人公を一人の人物として完成させたい”、とお伝えさせていただきました。
「hanataba」を聴いた時に、もがきくるしみながらも、わずかな光をなんとかして、片手、指先だけでも掴もうとする強い思いを、全身で感じました。ドラマの映像に乗せた時、アンチヒーローが向かう未来が朧げながら見える、そんなパワーがありました。それでいて「hanataba」には、寄り添ってくれる優しさや、愛があります。ドラマを観て、楽曲を聴いて、是非、皆さんにとっての「hanataba」を感じていただけたら嬉しいです。

(文=リアルサウンド編集部)

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