飼い主の情報提供呼びかけ トラバサミにはさまれ足にケガしたネコ 警察官が保護 保健所に収容 釧路市

今月1日、トラバサミにはさまれ足をケガしているネコが見つかりました。警察は動物愛護法違反の可能性もあるとみて捜査するとともに飼い主の情報提供を呼びかけています。

櫻井靖大記者)

「このあたりの路上で足を挟まれたネコが見つかりました。周りには住宅も多い地域です」。

今月1日午後5時ごろ、北海道釧路市大楽毛の住宅街で左の前足をトラバサミに挟まれたまま歩いているネコが見つかり、警察官が保護しました。ネコは足の切断はないものの出血していたため病院で治療を受け現在、保健所に引き取られています。推定2、3歳のオスで毛は黒や茶色の縞模様です。

ネコの足を挟んでいたトラバサミは全長およそ18cmで、ネコなどが誤って掛かったり、足を切断するなどの大きなケガをすることから2007年以降、狩猟での使用が禁止されています。警察は動物愛護法違反などの可能性もあるとみて捜査しています。

また、釧路総合振興局では下記の番号で飼い主の情報提供を求めています。

釧路総合振興局 環境生活課 自然環境係

<飼い主の情報提供>0154-43-9155

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