飲酒運転で事故→車内にけがをした知人女性を置き去りか女性は死亡運転していた28歳の男を逮捕危険運転致死・救護義務違反などの疑い

飲酒運転で信号機の柱に衝突した上、けがをした同乗の知人女性を置きざりにして逃走したとして、警察は28歳の無職の男を逮捕しました。女性はその後死亡しています。

信号機の柱に激突

危険運転致死と救護義務違反などの疑いで逮捕されたのは、佐賀県唐津市神田に住む無職の吉田真大容疑者(28)です。吉田容疑者は今年2月、佐賀県唐津市山田の県道で酒を飲んだ状態で車を運転し、信号機の柱に衝突する事故を起こし、同乗する知人女性にけがをさせたにも関わらず、車から降りて逃走した疑いが持たれています。警察によりますと、目撃者からの通報で警察が駆けつけた際、車内には出血した女性が置き去りにされ、吉田容疑者はすでにいなかったということです。

女性は病院に運ばれましたが、全身を強く打ち事故から約7時間後に死亡ました。

その後の防犯カメラなどの捜査で吉田容疑者が飲食店で酒を飲み、事故を起こした疑いが強まったことから4月10日、逮捕したということです。

取り調べに対し、吉田容疑者は「酒を飲んで運転はしていない。逃げたつもりもない」などと容疑を否認しています。

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