『ミュージックジェネレーション』Pが語るさまぁ~ずの魅力は“大御所感”がないところ!?

さまぁ~ず(三村マサカズさん、大竹一樹さん)がMCを務める『ミュージックジェネレーション』(フジテレビ)。

この番組は、令和、平成、昭和それぞれの世代の定番ソングをテーマ別に調査。視聴者アンケートの結果から世代別ベストソングを決定し、フジテレビの貴重なアーカイブ映像やミュージックビデオ、ライブ映像などとともに楽曲を紹介する音楽バラエティ。

これまで13回の特番を放送。さまぁ~ずと各世代のゲストとの“ジェネレーションギャップトーク”も好評を博し、この度レギュラー化されます。

「片想いしているときに聴きたい曲」や「人生の教科書になった曲」など、ゲストが自らテーマを持ち込んだり、音楽と世代間ギャップを楽しむ新企画も予定されています。

レギュラー放送を前に、同番組の松本祐紀プロデューサーが取材会に出席。番組にかける思いや展望などを語りました。

<松本祐紀プロデューサー インタビュー>

──いよいよレギュラー放送がスタートしますが、意気込みを聞かせてください。

これまで13回特番をやっているので、特番の空気感のまま、でも、いろいろな新企画を試していきたいなと思っています。

──レギュラー化に関して、さまぁ~ずのお2人と話したことはありますか?

「あまり特番と変えずに行こう」「肩の力を入れないでやろう」と言われました。僕も「そのつもりです」と返しましたが、やはりレギュラーになるからと言って力を入れ過ぎると番組の良さが壊れてしまいますから。今までの感じでゆるく、時に新しいことを試しながらやっていけたらいいなと思っています。

──MCを務めるさまぁ~ずの魅力を聞かせてください。

さまぁ~ずさんは、『さまぁ~ずの神ギ問』でもご一緒させていただいたのですが、もう大御所じゃないですか。でも、まったく“大御所感”がないと言いますか、力の抜けた感じが魅力だなと思っていて。

そのゆるさが、『ミュージックジェネレーション』にはマッチしているんだろうなと感じています。みんなでワイワイと楽しくVTRを見て、おしゃべりをする感じがいいですよね。

──『ミュージックジェネレーション』をつくる際に大切にしていることは何ですか?

井上(清華)アナも言っていましたが、リビングのようなスタジオの空気感、出演者さえもテレビの前でこの番組を見ているような空気感は大事にしていきたいなと思っています。

あとは、裏に音楽番組がないのであまり意識しすぎず。何よりも、音楽を楽しむ番組ではありますが、ジェネレーションギャップトークが面白いと思っているので、そこを大切にしていきたいですね。

──これまで放送した特番のなかで、松本Pの印象に残っていることはありますか?

『M-1グランプリ』の裏で2度放送をしたことがあるのですが、いい視聴率を出すことができたので、それはすごく印象に残っています。

番組の内容で言うと…三村さんも、大竹さんもこの番組で令和の曲を知ることが多いそうなんです。普段だったら耳に入ってこない曲も、この番組で聴いたあとに街で流れていると「あ!」と、気づくことが多いと言っていて。

あと、三村さんはご家族でこの番組を見ているそうで、お子さんと「昭和のこの歌いいね」という会話もあると言っていて。そうやって世代間の交流が生まれたり、知らない世代の曲を知ったりすることができるのはいいな、と思いました。

──テレビを見ない世代へのアプローチで考えていることがあれば聞かせてください。

それはすごく難しいなと思っているのですが…例えば、ベタなシーンに自分たちの世代の音楽をつけてどれだけハマるかを楽しむ「ミュージックマッチング」という企画があるのですが、皆さんに音楽をつけて遊んでもらえるように“シーン”をフリー素材としてSNSに発信してみようかな、と考えています。

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