現地時間4月10日に開催されるチャンピオンズリーグ準々決勝の第1レグで、パリ・サンジェルマンは、バルセロナとホームで対戦する。この大一番に先立ち、ルイス・エンリケ監督が会見に出席。元同僚であり教え子、そして今日の敵将シャビに先制パンチを浴びせた。
現在53歳のスペイン人指揮官は、かつてバルサでシャビと共にプレーし、監督として指導も経験。数々のタイトルを獲得し、輝かしいキャリアを築いた。
大手メディア『ESPN』などによれば、その関係性を踏まえ、報道陣から「ポゼッション、プレッシング、ポジショニング、攻撃を基本とするバルセロナのフィロソフィーを、自分とシャビのどちらがより体現している?」と問われると、エンリケ監督は「間違いなく私だ」と断言した。
「データを見てくれ。ボールポゼッション、ゴールチャンス、ハイプレス、トロフィー。意見ではない。数字がそこにある。議論の余地はない。違う考えを持つ人もいるかもしれないが、疑うまでもない」
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自信に満ち溢れたフランス王者のボスは、「監督としてのシャビは全く知らない」とも語る。
「選手としてのシャビしか知らない。クラブはよく知っているけどね。私はバルセロナを熟知しており、選手たちも知っている。でもそれがアドバンテージになるかは分からない。まあ経歴的にエモーショナルになる要素はあるが、私はプロフェッショナルだ。自分の仕事と自分のチームを考えなければならない」
勝手知ったる者同士の対戦は、一体どちらに軍配が上がるのか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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