【MLB】“全盛期復活”トラウトが3試合連続6号アーチでメジャートップに 「10発連続ソロ」の珍記録はストップ

エンゼルスマイク・トラウト外野手が9日(日本時間10日)、本拠地でのレイズ戦に「3番中堅」で先発出場。初回の第1打席に今季6号本塁打を放った。

◆【実際の動画】これぞトラウト!強烈な打球音が響き渡るメジャートップタイの今季6号アーチ!開幕から絶好調

■エンゼルスはまずまずの滑り出し

トラウトは初回の第1打席、相手先発アーロン・シバーレの5球目シンカーを強振。打球は強烈な破壊音とともに104.3マイル(約167.8キロ)で飛び出し、角度37度で高々と舞い上がると、左中間最深部のフェンスを越えていった。ここまで開幕11試合で6本塁打と絶好調。1日(同2日)には今季メジャー最長飛距離の473フィート(約144.1メートル)を叩きだすなど、8月に33歳を迎えるスラッガーのパワーは健在だ。

また、この日の2ランで10本連続ソロ本塁打の“珍記録”もストップ。昨季は塁上に走者を置いた場面で.271、今季も前日まで.286と好機を逃していたわけではなく、エンゼルス打線が今ひとつ出塁できなかった点も影響したと思われる。

エンゼルスはここまで10試合で6勝4敗と順調な滑り出し。トラウトは過去3シーズンで4度の負傷者リスト入りをし、昨季は82試合の出場で打率.263、18本塁打、44打点と振るわなかった。メジャー13年で通算打率.301、368本塁打、MVP3度を誇る現役最高のレジェンドが、大谷翔平投手が抜けたチームの中でかつての輝きを取り戻そうとしている。

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