日々の生活に“美”を…ヴェネチアガラス作家の作品展が高知大丸で開催

優雅な曲線美を表現したヴェネチアガラスの作品展が高知市で開かれています。日々の生活に「美」を取り入れ、幸せを感じてほしいという作家の思いが込められた作品の数々です。

高知大丸で開かれているのは、日本とイタリアのヴェネチアを拠点に活動するガラス作家、植木寛子さんの作品展です。高知市での個展は2001年から続いていて、オブジェや器、アクセサリーなど、およそ100点が並んでいます。日々の生活に幸せを取り入れてほしいというのがテーマとなっていて、吹きガラスの技法の特徴であるなめらかな曲線美を表現した作品が並んでいます。

こちらは、ガラスならではの透明感と生命の躍動感を「クラゲ」で現した作品。光の当たり方や見る角度によって、様々な表情を見せるのが、ガラスアートの魅力でもあります。

(ガラスアーティスト 植木寛子さん)
「ガラスというのが素材としてとてもきれい。美しさを最大限いかせるように制作しているので、曲線美とか、色の美しさとか、シンプルな部分を見ていただけたらいいなと思います。高知の方は明るい色とかを好きな方が多いと思うので、きっと心をひかれる方も多いかなと感じるので、ぜひ実物を見ていただけたら幸いです」

この作品展は高知大丸で4月16日まで開かれていて、14日までは会場で植木さん自身が案内をしています。

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