日本人のソウルフードといっても過言ではないお味噌汁。食卓には欠かせない一品で、具材を変えれば毎日飽きずに食べることができ、具沢山にすればおかずにもなる。日本人なら、それぞれお気に入りのお味噌汁があるはず。そこで今回は10~30代の男女100人に、ネギなど薬味以外で「いちばん好きな味噌汁の具」について聞いてみた。
第10位(3.0%)は、なす、豚肉が同率で選ばれた。
なすは、煮るとトロッとした食感に変化のお味噌汁になる。入れる前に焼きなすにしたり、油でいためたり、揚げてから入れてもおいしい。
「食感がおいしいから」(30歳/女性)
「揚げなすを入れると、こってりしておいしくなる」(26歳/女性/学生・フリーター)
豚肉をお味噌汁に入れると、豚の脂で深いコクが加わる。豚汁でも知られるように、豚肉と味噌の組み合わせは良く、食べ応えもばっちりだ。
「豚肉の脂と味噌の相性が良くて、まろやかになる」(28歳/女性/主婦)
「肉が好きなので」(31歳/男性)
■第7位はじゃがいも、第8位は大根、シジミ
第8位(4.0%)は、大根、シジミ。
大根は、加熱すると甘みと旨みが出るので味噌汁にするとほんのり甘い仕上がりになる。いちょう切りや細切りなど、切り方を変えたり、煮込み時間を変えると、食感、味も変わるので、いろいろ試してみたい。
「冷めてもおいしい」(25歳/男性/学生・フリーター)
「家庭的な具だから」(33歳/男性)
「大根の甘みを感じることができるから」(39歳/女性/主婦)
シジミは、濃厚な旨味が味わえる味噌汁。シジミは水から投入し、低温から煮ることで旨みを引き出すことができる。また、ビタミンEやミネラルなど、さまざまな栄養が含まれているところも魅力。お酒を飲んだ翌日にもおすすめだ。
「良い出汁が出るし、身までおいしく食べられるから」(37歳/男性/学生・フリーター)
「風味が増す」(32歳/女性/営業・販売)
「赤味噌とシジミの組み合わせが好き。シジミの出汁が味噌と良い具合に絡む」(31歳/女性/会社経営・役員)
第7位(5.0%)は、じゃがいも。
じゃがいもは、お味噌汁に入れるとホクホクとした食感でおいしさが増し、食べ応えも抜群。水からゆでて中まで火を通すことが大切だが、あまり時間をかけると煮崩れするので、好みで調整するのがいいだろう。
「ホクホクしておいしい」(31歳/女性/主婦)
「じゃがいもが好きだから」(31歳/女性/学生・フリーター)
「柔らかくて味が染みてトロトロでおいしい」(36歳/女性/主婦)
■第5位は玉ねぎ、お麩
第5位(6.0%)は、玉ねぎ、お麩。
玉ねぎは、柔らかくなるまで煮たとろりとした食感、優しい甘みが引き出され、ほっとする味わいのお味噌汁に仕上がる。玉ねぎは価格が安く、長期保存もできるので、いざというときの具材として重宝する。
「甘みが出るからおいしい」(27歳/男性)
「野菜を取っている感があるから」(34歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)
「柔らかくなって味が染みておいしい」(32歳/女性/主婦)
「玉ねぎの旨味が味噌とよく合う」(39歳/男性/コンサルタント)
一方のお麩は、味噌汁に入れると出汁がしっかり染み込み、トロトロフワフワした食感もクセになる味わい。実は高たんぱく低カロリーなので、健康にも良さそう。
「汁を吸っておいしくなる」(34歳/女性/総務・人事・事務)
「優しい味わいになるので」(34歳/女性/主婦)
「味が染みるからぴったり」(37歳/男性)
「フワフワしておいしい」(19歳/女性/学生・フリーター)
■「好きなお味噌汁の具」ランキング
1位 豆腐
2位 わかめ
3位 油揚げ
3位 なめこ
5位 玉ねぎ
5位 お麩
7位 じゃがいも
8位 大根
8位 シジミ
10位 なす、豚肉