「言うことを聞かずイライラ」福祉施設で90代入所者に暴行 介護福祉士の男を逮捕 群馬県警高崎署

 勤務先の福祉施設の入所者に暴行を加え負傷させたとして、群馬県警高崎署は9日、傷害の疑いで、高崎市の介護福祉士の男(45)を逮捕した。

 逮捕容疑は8日午後4時半~同5時半ごろ、介護福祉士として働いていた高齢者福祉施設で、入所していた90代の女性をベッドに移す際、女性の髪をつかんで投げ飛ばしたり、足で蹴るなどしたりして、左手首骨折や右ろっ骨の損傷など全治4週間のけがを負わせた疑い。

  同署によると、「言うことを聞かないので、イライラした」と話し、容疑を認めている。

  施設職員が女性がけがをしているのを見つけ、通報した。同署が当時の状況を詳しく調べている。

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