【本場の「台湾おにぎり」が新大久保で買える】日本にはないおいしさ! 東京で台湾気分「東京巷口飯糰店」

日本人に人気の台湾。長かったコロナでの海外渡航制限が終わり、やっと行き来できるようになって台湾旅行に行く人も多いのではないでしょうか? そんな台湾には、地元でしか味わえないおいしいグルメがたくさんあります。そんな台湾グルメの一つ「台湾おにぎり」が東京でも楽しめるんですよ! 今回は、東京・大久保にある台湾おにぎりの専門店「東京巷口飯糰店(トウキョウシャンコウファントァンディエン)」を紹介します。

大久保の路地裏にある「東京巷口飯糰店」

台湾おにぎりの専門店「東京巷口飯糰店(トウキョウシャンコウファントァンディエン)」は、JR大久保駅から徒歩2分の路地裏にある小さなお店。店頭には「台湾おにぎり専売店(専門店)」という看板と、台湾らしい赤い提灯などがディスプレイされています。

お店はテイクアウトのみ。注文すると目の前の厨房で作ってくれるので、できたてを持ち帰ることができます。開店時間は11時00分から19時00分までで、売り切れ次第終了。

台湾おにぎり「飯糰(ファントァン)」とは?

「東京巷口飯糰店」で提供している台湾おにぎりは、「飯糰(ファントァン)」といい、お米で作る日本のおにぎりとはちょっと違い、蒸したもち米を使って作られています。形も俵形で、煮卵、肉鬆(肉でんぶ)、油條(揚げパン)、たくあんなどなど、具沢山なのが特徴。お店によって入れる具材はさまざまなので、それぞれの味の違いを楽しめるんですよ。

「東京巷口飯糰店」の飯糰は、「原味(オリジナル)がベース。中には肉鬆(肉でんぶ)、煮卵、油條(揚げパン)、高菜、ピーナッツ、干し大根が入っています。この原味に台湾ソーセージである香腸やツナなどをトッピングしたりして、自分の好みのおにぎりを作れます。

飯糰の大きさは2種類あり、標準と小。小でも大きめなので、サイズに困ったら店頭のサンプルで確認してみてくださいね。

飯糰以外にも、「豆漿(トウジャン=豆乳)」や、「米漿(ミージャン=ピーナッツシェイク)」、「黒糖紅茶」などの台湾ドリンクのメニューも揃えているので、しっかり台湾気分を味わえそうですね。

今回は、台湾ソーセージ入りの「香腸飯糰」と、甘い味の「甜味飯糰」の2種類を注文。家で早速実食してみましたよ!

具沢山すぎる!「香腸飯糰」

飯糰はビニール袋に包まれて提供されます。注文したのは小サイズですが、手のひら以上の大きさがあります。重量はずしっと重ため。

袋から取り出すと、ぎゅっとした見た目の「香腸飯糰」が登場。もち米を使っているので、硬めな感じです。

半分に切ろうとすると、中からザクザクという音がします。切っている側から中身がどんどんあふれてくるのでびっくりしましたが、それだけ具材がいっぱいつまっていました。

もち米はかなり少なくて、ほぼほぼ具材。圧巻です。

食べてみると、甘い肉鬆、ピーナッツ、に、しょっぱい香腸、煮卵、高菜、干し大根との組み合わせが絶妙! そこにザクザクとした油條の食感も重なりあい、複雑な味わいが日本にはないおいしさ! あっという間に食べ切ってしまいました。

香腸飯糰
価格:標準 830円/小 6300円(すべて税込み)

甘い台湾おにぎり「甜味飯糰」

甘い「甜味飯糰」は、「香腸飯糰」よりも一回り小さいサイズになっています。同じようにビニールに包まれた状態で提供されますよ。

外の見た目は「香腸飯糰」と変わらずです。半分に切ってみましょう。

中には、油條がいっぱい! 具材はほぼほぼ油條といってもいいくらいです。ほかに、ピーナッツとさとうきび糖が入っています。

もち米に油條(揚げパン)の組み合わせってどうなの?と思いましたが、びっくりするほど相性がいいんです。もちっとしたもち米と歯ごたえのいい油條の異なる食感と、ピーナッツとさとうきび糖の甘い組み合わせは、また食べたくなるクセになる味わいでした。

甜味飯糰
価格:430円(税込み)

大久保で本場台湾の味を楽しんで!

筆者は、以前台湾に行った時に現地で飯糰を食べたことがありましたが、「東京巷口飯糰店」の飯糰は、その時の味を思い出してとても懐かしくなりました。

「東京巷口飯糰店」では、台湾の味を楽しんで欲しいという思いから毎日飯糰を作っているそうです。みなさんも大久保に行った際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。

東京巷口飯糰店(トウキョウシャンコウファントァンディエン)

東京都新宿区百人町1-23-11

営業時間:11時00分〜19時00分頃 ※売り切れ次第、閉店

定休日:不定休

公式X: https://twitter.com/tokyo_fantuan

公式Instgram:https://www.instagram.com/tokyo_taiwan_onigiri/

[All Photos By Kaori Simon]
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