ポール・サイモンが日米首脳公式夕食会で歌唱へ YOASOBIと〝競演〟か

日本からはYOASOBIが招待されているという

訪米中の岸田文雄首相夫妻をバイデン大統領が招いて10日(日本時間11日)に開かれる公式夕食会に、米シンガー・ソングライターのポール・サイモン(82)が出席して歌うことをホワイトハウスが明らかにし、米メディアが9日(同10日)に報じた。首相は国賓待遇を受けており、10日に日米首脳会談に臨む。

アート・ガーファンクルとのデュオ「サイモン&ガーファンクル」で1960年代からヒット曲を送りだし、ソロでも活躍するサイモン。報道によると、大統領のジル夫人が好きなアーティストの1人で、岸田首相もその曲を好んで鑑賞していることから、首相へ特別な敬意を表しての人選となったという。81歳の大統領とは同世代だ。

当日は代表曲が披露される。デュオとしては映画「卒業」で流れた「サウンド・オブ・サイレンス」、ソロでは「恋人と別れる50の方法」などの有名曲がある。

公式夕食会には、日本から2人組ユニット「YOASOBI」の招待を米側が検討と報じられている。YOASOBIは日本時間10日、X(旧ツイッター)を通じて米国到着を報告。カリフォルニア州で開催される世界的大規模音楽フェスティバル「コーチェラ」で12、14日にステージに上がることが決まっており、「待ち遠しい」とXで心境を明かした。

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