“エアコン試運転”は夏前にやって! 富士通ゼネラルが8つの手順&ポイントを伝授

富士通ゼネラル が“エアコン試運転”の手順を伝授 ※写真はイメージ

ようやく暖かくなって、春の訪れを感じるようになった4月。過ごしやすい気温に、エアコンを使うのはまだまだ先かな~なんて思いますが、エアコン試運転は本格的な暑さが始まる前の4月から5月に行うのがおすすめ。今回は富士通ゼネラルが発表した、エアコン試運転の手順を8つのポイントで紹介します。

■電気代の対策にもつながる

今回、富士通ゼネラルが紹介したのは、夏本番を前にエアコンの不具合や故障を早期発見するための点検方法。試運転をすることで機器の故障を防ぎ、エアコンが本来の性能を発揮できるようになるという。エアコン試運転の確認ポイントは8つだ。

①ブレーカーが下がっていないか確認。

②電源プラグのホコリを取り除き、コンセントを奥まで差し込む。

③リモコンの電池が切れていないか確認。

④フィルターのホコリや汚れを取り除く。

⑤室外機の上や周囲に物を置かない。

⑥排水ホースは下を向けない。また、落ち葉などの詰まりを取り除いておく。

⑦設定温度18℃で10分程度冷房運転を行い、室内が冷えることを確認する。 ※室温と設定温度に差がないと運転しない場合がある。

⑧さらに20分以上運転を継続し、異音や異臭、水漏れなどがないか確認する。

エアコンを半年ほど使用していない場合、気温の高い時期にいきなり起動させると本体へ大きな負荷がかかり故障の原因に。また、フィルターにゴミやホコリが詰まると、冷却効果が弱まり、電気料金のムダづかいを引き起こしてしまう。試運転の際にフィルター清掃を行うことで、エアコンが本来の性能を発揮でき節約にも繋がる。

■熱中症対策にも

例年、6月上旬からエアコンに関する問い合わせや不具合の相談が増え、7月にピークに達するそう。点検や修理作業中はエアコンを使用できないため、熱中症対策の観点からも早期の確認が推奨されている。

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