韓国で単独世帯が1000万を突破、5世帯中2世帯が1人暮らし=ネット「1人の方が疲れなくていい」

9日、韓国・聯合ニュースは「急速な高齢化や非婚主義の拡散などにより、全国の1人暮らしが1000万世帯を突破した」と伝えた。資料写真。

2024年4月9日、韓国・聯合ニュースは「急速な高齢化や非婚主義の拡散などにより、全国の1人暮らし(単独世帯)が1000万世帯を突破した」と伝えた。

韓国・行政安全部の住民登録人口統計によると、全国の単独世帯数は1002万1413世帯で、今年3月に初めて1000万世帯を超えた。全世帯数(2400万2008世帯)の41.8%を占める。5世帯中2世帯は一人暮らしということになる。

単独世帯を年代別に見ると、60~69歳が185万1705世帯で最も多く、次いで30~39歳が168万4651世帯、50~59歳が164万482世帯の順だった。70歳以上も198万297世帯で、かなりの比率を占めている。

地域別に見ると、人口の多い京畿道(225万1376世帯)、ソウル市(200万6402世帯)が他地域よりも単独世帯が多かった。性別で見ると男性の単独世帯は515万4408世帯、女性の単独世帯が486万7005世帯となっている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「1人で暮らした方が疲れなくていい」「残りの人生、自由を謳歌(おうか)しながら1人で生きていきたいよ」「統計を見ると、結婚して子どもをもうけても結局は1人暮らしの老人になるんだなと思う。いっそ1人で生きて老後に備えた方がいい気がする」「男女ともお互いの必要性をあまり感じなくなったんだ。昔は経済力のない女と台所に入れない男がくっついたが、今は男女がそれぞれ経済的に独立している」「もうじきこの国はなくなるだろう。若者たちよ、独身で生きるがよい」「人は1人で生まれ1人で死んでいくんだ。自分のために全て使って逝こう」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

© 株式会社 Record China