大行列のグッズショップ 5000ドル使うオジサマも/マスターズの現場から

大行列…何分待つのか(撮影/高藪望)

◇メジャー第1戦◇マスターズ 事前情報◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7555 yd(パー72)

チケット入手も困難なマスターズ。筆者がマスターズに行くにあたり、7人くらいから「会場でアレ、買ってきて!」とお使いを頼まれた。「日曜なら空いているんじゃない?」と高をくくってショップに向かったのが7日(日)午前10時。すでにショップ前には、グッズを求める大行列ができていた。

「1、2時間は並ぶかなー」と覚悟していたが、意外とサクサク進む。ある程度の人数が会計を終えて出ていったらドバっと入れる!という入れ替え制で、レジも10レーンくらいあるから流れが速い。30分で入れました。

日曜の午後には売り切れ!(撮影/高藪望)

残念ながら店内は撮影禁止。メンズ、レディース、キッズとざっくり3エリアくらいに分かれていて、かなり広い。ちなみに「グッズって、何種類くらい売ってるの?」と大会側に聞いたら「その質問には答えられません」(また!)。お土産用のTシャツやらボールマークやらをかき集めて、レジに入ったら合計400ドルちょっと。「OK~!」とカードを渡したけど、円に換算した瞬間に震えが止まりませんでした。…約6万円って。

きっとこれでも安い方。周りを見れば、両手にショッピングバッグを抱え、キャップを頭に5個くらいかぶっている人があちこちに。「いくら使ったの?」と筆者調べでは、だいたい皆さん300~500ドル。聞いた中で最高額、5000ドル(約76万円!)を使ったのがこちらのオジサマ(写真、マスターズのシャツを着てる)。何を買ったらそうなるの?

ミニもあるよ(撮影/高藪望)

Tシャツ(32ドル)にジャケット(200ドルくらい)、配るためのフラッグ10数枚。オジサマおすすめの逸品はコチラ、「マスターズ・ガーデン・ノーム」49ドルなり(意外と安い?)。以前は白いキャディのつなぎを着たものが売っていたそう。月曜に再入荷しているようだったが、日曜の昼過ぎにはいったんソールドアウトする人気商品。「毎年来ているけど、これは絶対買うね~」とミニサイズ29ドルも買っていた。

朝からずーっと行列(撮影/高藪望)

「マスターズって、ディズニーランドみたいだよ!」と言っていたのは先輩記者だったか。なるほど、たしかに財布の紐が緩む夢の国(たぶんそういう意味じゃない)。

<筆者の購入品>
ボールマーク/9ドル、ピンバッジ/8ドル、テディベア/18ドル、靴下/18ドル、ティシャツ/32ドル、ポロシャツ/145ドル、観戦チェア/35ドル、ボクサーパンツ/39.5ドル
(ジョージア州オーガスタ/谷口愛純)

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