「長身の守備陣を意識したようだ」U-23大岩剛監督のコメントに韓国メディアが反応!「最終戦を容易ではないと予想した」

パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップのグループステージ(GS)で対戦する3か国、中国、UAE、韓国を指揮官はどう見ているのか。DAZN配信の『やべっちスタジアム』で、U-23日本代表を率いる大岩剛監督が対戦国の印象を語った。

まず中国に関しては、「個人個人の身体能力だったり、プレーの強度だったり、そういうものは強さを感じるので、非常に注意しなければならないチーム」と警戒する。

UAEとは「過去に対戦経験があります」とし、「身体能力、足の長さとか、中東独特のリズムもありますし、あとは飛び道具も含めてですよね。フォワードであったり、センターバックであったり、フィジカル的な要素は十分に注意しなければいけない」と分析する。

そして韓国との一戦は、文字通りの“激戦”を想定している。

「こちらがあえてモチベーションを高めるとか、そういう必要がない試合ですよね。激しい試合になりますよね。球際もそうですし、そういう際の部分では、熱くなることが多い。アタッカーにも非常に特長的な選手もいますし、センターバックだったり、サイズも含めて、警戒しなければいけない」

この大岩監督のコメントに、韓国メディアが続々と反応。『ニュース1』は、「グループステージ最終戦の韓国との試合を、大岩監督は容易ではないと予想した」と伝え、真意を探る。

「キム・ジス(ブレントフォード)が所属チームの事情でアジアカップ出場が不可能になったが、ソ・ミョンガン(186センチ/富川)、ビョン・ジュンス(190センチ/光州)など長身の守備陣を意識したようだ」

また記事では、「大岩監督は昨年の杭州アジア競技大会の決勝で、ファン・ソンホン監督が率いる韓国と対戦し、1-2で敗れたことがある」と回想。パリ行きの切符が懸かる大会で、大岩ジャパンはリベンジを果たせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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