栗原英雄が「虎に翼」に裁判長役で出演。弁護士役で登場のシソンヌはコンビそろってセリフに大苦戦!?

NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜午前8:00ほか)の4月10~12日オンエア回・第8~10話に、栗原英雄シソンヌじろう長谷川忍)が出演。栗原は「わろてんか」「なつぞら」以来3回目、シソンヌ・じろうは「まれ」以来2回目、長谷川は初めての連続テレビ小説出演となる。

伊藤沙莉が主演を務める「虎に翼」は、日本初の女性弁護士・三淵嘉子さんをモデルにした物語。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ1人の女性の実話に基づく骨太なストーリーを追いながら、事件や裁判が解決されていく爽快感を味わえる本作は、同局の「恋せぬふたり」で第40回向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本を手掛けるオリジナルストーリーとなっている。

寅子が初めて傍聴する裁判で、裁判長を務める田中裁判長役の栗原は、「この時代におけるハラスメント、ミソジニー(女性や女性らしさに対する嫌悪や蔑視)。どう判決を下すのかご期待ください。すてきな座組に参加できて幸せな時間でした」とコメント。

夫婦間の財産返還に関する裁判で、不利な女性・峰子側の弁護士を務めるじろうは、「真っ先に、長谷川さんのお母さんの喜ぶ顔がうかびました。朝ドラは『まれ』に続いて2作目だったのですが、専門用語の難しさも相まって、セリフがぜんぜん出てこない…しかも長谷川さんもセリフが出てこない…2人してセリフが出てこない…。でも現場はとっても楽しくて、共演者の皆さんは優しかったです!」と、現場での苦労を振り返りつつ、周囲の温かい対応に感謝した。

一方、夫婦間の財産返還に関する裁判で、暴力を振るった男性・東田側の弁護士に扮(ふん)した長谷川は、「初めての朝ドラ出演、真っ先に親の喜ぶ顔が浮かびました。しかもコンビで出演ということでうれしさ倍増です。法廷で弁護士として、じろうとは対決する役柄でしたが、緊張しすぎてNGをしっかり出させていただきました! すみません!」と出演に喜びつつも、こちらもプレッシャーを感じたことを伝えている。

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