法務省看板にスプレー疑いで逮捕 出頭の44歳男「不満があった」

3日、スプレーで汚損され、ブルーシートで覆われた「法務省」の石看板=東京・霞が関

 東京・霞が関の中央合同庁舎6号館近くにある「法務省」と書かれた石看板にスプレーを吹きかけたとして、警視庁は10日までに、器物損壊の疑いで、東京都東久留米市、無職大関秀明容疑者(44)を逮捕した。大関容疑者は9日に丸の内署に出頭し、同日に逮捕された。「法務省への不満があった」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は3日未明、東京都千代田区霞が関1丁目の中央合同庁舎6号館入り口付近にある石看板や屋外掲示板の計6カ所に、赤色のスプレーを吹きかけた疑い。

 警視庁によると、防犯カメラの映像には、大関容疑者とみられる人物が石看板にスプレーを吹きかける様子が写っていた。

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