フットテニス、小学生100人熱戦 栃木「自然の家みかも」で開所記念イベント

フットテニスを楽しむ子どもたち

 【栃木】1日に開所した岩舟町下津原の青少年教育施設「栃木JIMINIE(ジミニー)倶楽部(くらぶ) 自然の家みかも」で6日、開所記念イベント「Foot Tennis Festival(フットテニスフェスティバル)」が開かれ、県内サッカークラブの小学生約100人が参加した。

 地元企業の社員らでつくる社会貢献団体「JIMINIE倶楽部」が主催。自然体験やスポーツなどを楽しめる同施設に親しんでもらおうと企画した。

 フットテニスは同団体が独自にルールを定めたスポーツ。自陣が縦3メートル、横4メートルのコートで、サッカーボールを使用する。サッカーとテニスを組み合わせたようなルールで、ボールを相手陣地に蹴り、2バウンド以内に返球して得点を競う。

 試合はダブルスで行い、計10チームのリーグ戦と順位決定戦を行った。子どもたちはゲストで訪れた栃木SC元主将の菅和範(かんかずのり)さんらの声援を受けながら熱戦を繰り広げた。

 優勝したヴェルフェ矢板の深川悠仁(ふかがわゆうじん)さん(9)は「サーブの時のボールを返すのが難しかったが、勝ててうれしい」と話した。

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