産科医不足のため屋島総合病院が2024年末で出産対応を休止へ 高松市

高松市の屋島総合病院が産科の医師が不足していることを理由に、2024年末で出産対応を休止します。

屋島総合病院では4月1日以降、出産予定日にかかわらず新たな予約を受け付けておらず、2024年12月末で出産対応を休止します。再開の予定は決まっていません。

現在、通院中の場合は出産可能で妊娠初期の診察や母乳相談などはこれまで通り対応します。

屋島総合病院の産婦人科では常勤2人、非常勤1人の医師が年間約200件の出産に対応しています。

病院では「全国的に産科の医師が不足しており、当院も例外ではありません」と説明しています。

香川県子ども家庭課によりますと県内の出産対応施設は2013年度に23施設ありましたが、医師不足や出生数の減少で17施設に減っています。

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