PSGがエムバペの後任にリバプール所属「南米のスター」獲得か 移籍金130億円超

ルイス・ディアス(ロイター)

フランス1部の名門パリ・サンジェルマン(PSG)が今夏にイングランド・プレミアリーグのリバプールに所属するコロンビア代表FWルイス・ディアス(27)の獲得に興味を示していると、英紙「テレグラフ」が報じた。

PSGは今シーズン限りでフランス代表FWキリアン・エムバペ(25)の退団が確実で、後任選定を進めている。しかし本命視されていたイタリア1部ACミランのポルトガル代表FWラファエル・レオンが来季残留を表明し、同1部ナポリのナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンはイングランド・プレミアリーグのチェルシー入りが有力視されるなど、ストライカー選考は苦戦が伝えられている。

同紙によると、エムバペと同じ左サイドを中心に好パフォーマンスを発揮しているディアスは、27歳にして市場価値が急激に高まっており、リバプールは南米出身のスターを移籍金8000万ユーロ(約131億2000万円)と評価。くしくもユルゲン・クロップ監督が今季限りで退任することもあり、クラブ側は今夏を〝売り時〟と考えているという。

またスペインメディア「FICHAJES・NET」は「PSGはサッカー界のトップであり続けるため、ルイス・ディアスの加入がエリート層で存在感を示すための戦略的な動きになる。PSGのプレースタイルに完璧にフィットし、重要な人材になる可能性がある」と指摘していた。

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