中国の新エネ乗用車卸売販売台数、3月はBYDがトップ

中国の新エネ乗用車卸売販売台数、3月はBYDがトップ

第27回粤港澳大湾区国際モーターショーと新エネルギー車(NEV)博覧会で、比亜迪(BYD)のブースで新エネ車を見学する来場者。(資料写真、深圳=新華社記者/梁旭)

 【新華社北京4月10日】中国の自動車業界団体、全国乗用車市場情報連合会(CPCA)が9日に発表した中国新エネルギー車(NEV)メーカーの3月の卸売販売台数は前年同月比31.1%増、前月比81.3%増の81万台だった。

 自主ブランドメーカーが新エネ車を複数路線で展開し、市場規模が拡大し続けるにつれて、1万台を超えたメーカーは2社増(前月比4社増)の13社に達し、販売台数は全体の86.7%(前月は76.6%、前年同月は80.6%)を占めた。

 上位13社は、比亜迪(BYD、30万1631台)、米電気自動車(EV)大手テスラの中国法人(8万9064台)、重慶長安汽車(4万5381台)、吉利汽車(4万4791台)、上汽通用五菱汽車(3万4398台)、理想汽車(2万8984台)、広汽埃安新能源汽車(2万7856台)、賽力斯集団(2万7004台)、上汽乗用車(2万4097台)、奇瑞汽車(2万3740台)、長城汽車(2万1813台)、浙江零跑科技(1万4567台)、上海蔚来汽車(NIO、1万1866台)の順だった。

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