FBS福岡放送、福岡県香春町とドローンを活用した町民サービスで包括的連携協定を締結 / Screens

香春町の廃校を利用してドローンスクールを行うFBS福岡放送と香春町は3月22日、ドローンを活用した事業に連携して取り組むことで、香春町の活性化や町民サービスの向上を図ることを目的として、包括連携協定を結んだことを発表した。

本協定では、特にドローンを活用した事業に連携して取り組むため、「ドローンを活用したICT分野の教育・防災・減災情報の相互提供や啓発に関すること」などを連携事項として掲げている。

▽連携内容
・香春町の魅力再発見・ブランド力向上に関すること
・香春町の魅力発信の充実強化に関すること
・香春町における防災及び災害対策に関すること
・防災・減災情報の相互提供や啓発に関すること
・ドローンを活用したICT分野の教育・啓発に関すること
・ドローンを活用した農林業振興に関すること
・前各号に掲げるもののほか、地域活性化及び町民サービスの向上に関すること

FBSは、2023年4月にFBSドローンカレッジを開校。これまでの番組制作で培ったドローン操縦のノウハウを生かす新規事業で、国家資格から農業、測量・点検用ドローンラインセンスまで幅広い分野に対応した教習を実施していいる。これまでメディア関係者から農業従事者まで幅広い年齢層の方、のべおよそ80名に教習を行ってきたという。

<鶴我繁和・香春町町長コメント>
災害時における迅速な状況把握や情報収集など、ドローンが持つ機動性を最大限に発揮して、活用が図られることを大いに期待している。連携内容は防災力向上のほかにも、農業振興、教育、まちの魅力再発見や情報発信に関することなど多岐にわたっており、本連携が有意義なものとなるよう、それぞれの取り組みに対し積極的に取り組んでいきたい。

<伊豆善史・福岡放送常務取締役コメント>
今回の連携協定を通じ、農業や測量点検のほか、災害対応や都市部での物流など、今後ますます広がっていくドローンの可能性をいかして、香春町の成長と発展、まちづくり推進に貢献できるよう力を尽くしたい。

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