スポーツ賭博扱う会社のロゴ削除 国別対抗女子テニスの広告

 12日開幕の女子テニスの国別対抗戦ビリー・ジーン・キング杯予選(東京・有明コロシアム)で、スポーツ賭博を扱う大手の会社のロゴがコート周辺の広告やポスターから削除されたことが10日、分かった。

 同社は大会を主催する国際テニス連盟(ITF)の主要スポンサー。大会運営責任者の中川淳氏は、ロゴ掲出の判断は各国で異なるとした上で「ITFと相談の上で決めた。法的に認められていない日本ではクリーンなイメージを発信しないといけない。露出は今回ゼロ」と語った。

 一方で米大リーグ、ドジャースの大谷翔平の水原一平元通訳の違法賭博問題の影響は否定し「起こる以前の決定だった」と語った。

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