「今年も“なおエ”健在」トラウトがトップタイ6号も、エンジェルス投手陣がリードを守れず逆転負け「相変わらずだな」「予感してた」

“なおエ”は今年も健在だった。現地4月9日、ロサンゼルス・エンジェルスは本拠地でタンパベイ・レイズと対戦。初回に2点を先制するも、同点、逆転、追加点を次々に許してしまい、4対6で敗れた。

初回にマイク・トラウトが魅せた。右前打の2番ミッキー・モニアックを一塁走者に置いた場面。3番トラウトがカウント2ー2からの5球目を振り抜くと、高く舞い上がった打球はスタンドに吸い込まれた。14安打・7得点で勝利した前日のレイズ戦に続いて、エンジェルスが先手を取った。

しかし、この一戦では投手陣が踏ん張れなかった。初回に2死一、三塁のピンチを無失点で切り抜けた先発パトリック・サンドバルが2回につかまった。無死一塁からレイズの7番ホセ・シリに適時二塁打、続くホセ・カバジェロにも適時右前打を許して、あっという間に同点に追いつかれた。
サンドバルが4回にも2失点してスコアは2対4。エンジェルスが4回裏に1点を返して追い上げを見せるも、7回、8回にも後続投手が失点して3対6と点差は広がった。9回裏に1点を返したエンジェルスだったが、このまま4対6でレイズに敗れた。

近年のエンジェルスを巡っては、「大谷翔平が活躍。なおエンジェルスは敗れた」という展開を“なおエ”と略すようになっていた。この試合では、トラウトが活躍したもののエンジェルスが敗れたため、“なおエ”と呼ぶファンが多かった。

エンジェルスを追う日本のファンは、「トラウトが、なおエを引き継いだ」「今年も“なおエ”健在」「予感していた」「なおエの気がしていた」「トラウトが2ランで、なおエ」「相変わらずだな」などと、SNSでつぶやいた。

構成●THE DIGEST編集部

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