【F1】RBリカルド代役に岩佐歩夢 海外ファンから待望論「すべてが決着する」

岩佐歩夢

F1のRBに所属するダニエル・リカルド(34)が解雇危機に陥る中で、代役としてレッドブルとホンダで育成の岩佐歩夢(22)を待望する声が海外を中心に上がっている。

リカルドは7日に行われた日本グランプリ(GP)決勝(鈴鹿)で、1周目にまさかのリタイア。今季はバーレーン・グランプリ(GP)で予選14位から決勝13位、サウジアラビアGPで予選14位から決勝16位、オーストラリアGPで予選18位から12位と低迷が続いており、34歳という年齢も相まって限界論が高まっている。

リカルドに解雇の可能性が浮上する中で、岩佐待望論が沸騰している。

岩佐は日本GPのフリー走行1回目で〝デビュー〟を果たし、22周を走って16番手をマークする上々の働きを見せた。

リカルドが解雇された場合は、レッドブルでリザーブを務めるリアム・ローソンの起用が有力視されているが、角田との相性も踏まえて岩佐も推す声が上がっている。海外ファンからはネット上で「岩佐がリカルドの後任になり、すべてが決着する」「リカルドはもうRBチームのドライバーではない。チームは彼への信頼を失った。新ドライバーは、リアム・ローソンか岩佐歩夢のうちのひとりとなる!」「リカルドをベンチに置きたいが、非常に複雑だ。シーズン序盤にRBが全壊…ニック・デフリースやリアム・ローソンは? 岩佐は?」と岩佐も有力候補にするべきとの主張が出ている。

岩佐は常々F1への思いを公言しており、日本GPの前にもF1で王者になる目標を掲げ「トップに居続けたい」と宣言してる。岩佐の電撃起用があるのか注目が集まる。

© 株式会社東京スポーツ新聞社