28組295人で本格始動 STARTO社・福田淳CEOが声明「史上最高のエンターテイメントを」…井ノ原快彦COOからCMOに

井ノ原快彦【写真:ENCOUNT編集部】

東京ドームで初イベント…14組75人が出演

SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)からタレントが移籍したSTARTO ENTERTAINMENTは10日、企業公式サイトで「(本社:東京都港区、代表取締役CEO:福田 淳、以下「当社」)は、4月10日より本格的に業務を開始いたしましたのでお知らせいたします」と報告した。

「当社は昨年末、株式会社SMILE-UP.(以下「SU社」)と資本関係を全く有しない企業として発足しました。その後、本日まで本格的な業務の始動に向けて準備を進めておりましたが、このほど当社と契約した28組295名のタレントたちとともに新たなステージへと船出いたします。今後は、これまでタレントを支えて頂いた多くのファンの皆さまや関係者の方々のご期待に沿うべく、さらなる飛躍を目指してまいります」

その上で、福田淳CEO(最高経営責任者)のコメントも掲載した。

「STARTOの本格稼働が今日から始まります。ここまでくる過程で、我々は、何のためにここに集まり、何を目指しているのか? を考え続けてきました。そして、やはりその答えは『史上最高のエンターテイメントをつくる』この一言に尽きると思います。このミッションのために、我々ができることは、慣習にとらわれることなく、変化を恐れず、誠実に歩み続けることのみです。誰も見たことのない高みを目指し、挑戦し続けることが、ファンの皆様の喜びや笑顔に変わるのだと信じております。STARTOの所属タレント、役職員一同、前を向いて頑張ってまいります。ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します。株式会社STARTO ENTERTAINMENT 代表取締役CEO 福田淳」

旧ジャニーズ事務所に関しては、昨年10月17日、創業者・故ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、社名をSMILE-UP.に変更した。同社は今後、被害者の補償に専念し、タレントのマネジメントや育成事業からは撤退。補償を終えた後には廃業することも決まっている。

昨年12月、同社の所属タレントとエージェント契約、マネジメント契約を行う新会社として設立が発表されたSTARTO ENTERTAINMENTは、福田氏がCEO、元V6の井ノ原快彦が取締役COO(最高執行責任者)に就任。だが、この日に更新された企業公式サイトでは、井ノ原の役職はCMO(最高マーケティング責任者)に変更されていた。

なお、同社は本日、初イベント『WE ARE! Let’s get the party STARTO!!』が東京ドームで開催。5月29日、30日の両日には、京セラドーム大阪で開催される。同イベントには、旧ジャニーズ事務所に所属していた14組75人が出演する。ENCOUNT編集部

© 株式会社Creative2