各地でサクラの花が散り始め、季節は春から初夏に向かって進んでいます。
愛媛県内有数の米どころ、宇和島市三間町では早くも田植えが始まっています。
三間町は、豊富な水と粘土質の水持ちのよい土壌で育つ「みま米」の産地として知られていて、早場米の田植えが始まっています。
このうち成家地区の松浦守さんの田んぼでも、20センチ程の長さに育ったコシヒカリの苗を田植え機で手際よく植え付けていました。
こちらの地区では、10軒ほどの農家が毎年、稲刈りが終わった田んぼおよそ4.5ヘクタールに400万本のコスモスを植えていて、咲き終えたコスモスが土に還り、翌年のコメを育てるということです。
(松浦守さん)
「コスモスはここらの行事となっている、植えて景観をよくして、米もおいしい所なのでぜひ食べてもらいたい」
宇和島市三間町の早場米の田植えは今月いっぱいピークが続き、8月上旬には刈り取りが始まります。