愛媛県宇和島市にある「遊子水荷浦段畑(ゆすみずがうらだんばた)」は、江戸時代に山を切り開き石垣を積み上げ築き上げられてきた段々畑で、国の重要文化的景観に選定されています。
日当たりと水はけがよいことから、早掘りジャガイモが特産品として栽培されていて、福島久光さんも、クワを使い丸々太ったジャガイモを掘り起こしていました。
福島さんによりますと、今シーズンは種芋を植える冬場の低温やイノシシの被害もなく、順調に育っているということです。
(福島久光さん)
「みなさんが(ジャガイモを)食べていただけますので、この段畑を継続することができます。肉じゃがも、蒸してバターをつけて食べたらおいしい」
皮も柔らかくみずみずしい早掘りジャガイモの収穫は今月下旬まで続き、遊子の直売所やJAの通販サイトなどで取り扱われるほか、今月21日、ジャガイモなど特産品を販売する催しが5年ぶりに開かれる予定です。