玄界灘で収穫した特産品のわかめを皇室に献上するため、10日、福岡空港で出発式が行われました。
10日午後1時、福岡空港で出発式が開かれ、宗像大社の神職が旅の安全祈願をしました。
その後、巫女から献上品のわかめが入った杉の箱が、全日空の客室乗務員に手渡されました。
今回献上される約10キロのわかめは、宗像市の離島・地島(じのしま)の近海で今年初めてとれたもので、収穫されたものから品質の良いわかめを厳選しているということです。
宗像大社では皇室の安泰や両陛下の健康を祈って、毎年わかめを献上していて、今回で62回目となります。
宗像漁業協同組合西住芳弘さん
「寒い時期がありましたが上出来なわかめができあがっています。
天皇陛下には美味しく召し上がって頂きたい」
飛行機には宗像大社の宮司も乗り込み、11日午後には、わかめを皇室に届けるということです。