【動画】紛争開始から1年、底知れないスーダンの厳しい現実 #Talk About Sudan

スーダンで2023年4月に国軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の間で紛争が始まり、間もなく1年。 国境なき医師団(MSF)で緊急対応コーディネーターを務めるジョエル・ガジは、「スーダンの現実についてもっと注目し、行動すべきだ」と訴える。

MSF緊急対応コーディネーター ジョエル・ガジ からの報告

「首都では2時間に一度は銃声が聞こえます。日夜、爆発音爆撃の音が響きますなしに一日を終えることはありません。砲撃も空爆も日常です。人びとが置かれた現実やニーズについてもっと話すべきです。

850万人という、世界最大規模の避難民が出ている危機です。それも把握できた限りの数でしかなく、問題のほんの一部にすぎません。1年たった今、この状況は許されません。 長引くほど人びとの苦しみは増します。周辺地域への影響も懸念されます。より多くの注目と断固たる行動が必要です」

© 特定非営利活動法人国境なき医師団日本