誘客目指し有料観覧席を増設へ 福島市の花火大会とわらじおどり

 7月に福島市で催される第46回ふくしま花火大会と、8月の「福島わらじまつり」はそれぞれ有料観覧席を増設する。観光誘客につなげる狙いがある。8日に市内のキョウワグループ・テルサホール(福島テルサ)で運営団体の会合があり、決まった。

 ふくしま花火大会は7月27日午後7時30分から、信夫ケ丘緑地と信夫ケ丘球場で開かれる。信夫ケ丘緑地に4人掛けの丸テーブル席、対岸側緑地に6人掛けのテーブル席をそれぞれ100席ずつ新設する。チケットは後日販売する。

 実行委員会の任期満了に伴う役員改選で、小河日出男委員長を再任した。任期は2年。

 福島わらじまつりは、市内の国道13号・信夫通りなどが会場。8月2、3の両日に本まつり、同4日に大わらじ奉納を行う。

 有料観覧席は誘客拡大につなげるため昨年から設けた。2日間合計でテーブル席を260席新設する。いす席を昨年の360席から660席に増やす。

 会合の席上、ふくしまのまつり運営委員会の任期満了に伴う役員改選が実施され、委員長の木幡浩市長を再任した。任期は2年。

(県北版)

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