秋元市長に長谷川岳参院議員から釈明の電話 市は"威圧的な言動”「パワハラ等行為に当たるか調査しない」

自民党の長谷川岳参議院議員が道職員や札幌市職員に威圧的な言動をしていたとされる問題。札幌市の秋元市長は、長谷川議員から釈明があったと明かしました。

秋元市長)

「かなりきつい表現をされる方であります。そういったことでお話をこの記者会見の場でもさしていただきました」。

自民党の長谷川岳参議院議員による、パワハラともとられる威圧的な言動を巡る問題。最初に言及したのは秋元市長でした。

秋元市長)

「かなりきつい調子で言われる方ですので」。

先月の会見後、秋元市長のもとに長谷川議員本人から釈明の電話があったことを明かしました。

秋元市長)

「自分の言動などについては反省をしていて、改めたいというお話が3月の27日の段階でいただいております。長谷川参議の物言いそのものについてはかなりきつく、対応した職員などについては萎縮をする、こういった報告を過去に受けておりますので、そういったところは改めていただきたいというお話をしています」。

一方、国の新年度予算案の成立時に、道が部長職へ長谷川議員にお礼のメールを送るよう伝えていた問題について、札幌市で同様の行為があったか問われると。

秋元市長)

「道庁さんであったような、特別、長谷川参議だけへのお礼というような事実はありません」。

道は、長谷川議員との面会内容などについて調査する意向を示しています。札幌市としての調査については。

秋元市長)

「上司部下の関係ではありませんので、パワハラ等の行為に当たるかどうかは調査をする考えは特にありません。(長谷川議員から)指摘される中身については程度妥当のものもありますので、一律にパワハラがどうのこうのというだけで物事を語るわけにはいかないと思う」。

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