田中みな実
4月9日に第1話が放送された連続ドラマ『Destiny』（テレビ朝日系）が、はやくも物議を醸している。
同ドラマは、横浜地検検事の西村奏（石原さとみ）が、大学時代の恋人である野木真樹（亀梨和也）との再会を機に、学生時代の事件と向き合うことになるサスペンス・ラブストーリーだ。
第1話では、奏の大学生時代が描かれた。カオリ（田中みな実）や知美（宮澤エマ）、祐希（矢本悠馬）ら学生時代の友人たちと青春を謳歌するなか、奏は友人らには秘密で、野木と恋愛関係に。ある日、カオリは野木を車に呼び出し、奏に関する“あること”を伝え、野木と言い合いになった。「一緒に死のうよ」と車を急発進させ、カオリは事故死。野木は一命をとりとめたが、奏の前から姿を消した。
第1話からの怒涛の展開に、SNSでは関連ワードが次々とトレンド入り。主要キャラであり、亀梨との現実世界での熱愛発覚で注目を集めていた田中演じるカオリが、早々に“退場”したことも、話題を集めていた。
いっぽう、30代後半ばかりのキャスト陣による大学時代のシーンには、ツッコミが続出している。とくに、大人びた雰囲気をまとう田中に対して、違和感を抱いた視聴者は多かったようだ。
《亀梨和也（38）石原さとみ（37）田中みなみ（37）宮澤エマ（35）が大学生生活青春ヒャッハーしているシーン流れているけど年齢に無理ありすぎて大学卒業して久々に同窓会で集まった集団にしか見えない》
《全員すごい美形なんだけど、やっぱり大学生を演じるのは無理あるよね…どうしても口元のほうれい線とかに目がいってしまう》
《石原さとみ以外大学生に見えない めちゃくちゃや。普通に19歳の俳優にやらせたらダメだったの？ 宮澤エマさんのおばさん感 運転してる田中みな実、マダムにしか見えないしw》
《田中みな実おばさん過ぎるやろ》
さらにドラマ上では、奏たちの大学時代は約20年前と設定されている。にもかかわらず、登場人物たちのファッションは全体的に令和の雰囲気があるスタイルだ。「もっとメイクや服装を工夫すれば……」と、残念がる声も見られた。
《20年前なのにファッションが令和ってのがドラマの設定の安っぽさを感じる》
《せめて20年前の大学生風とか メイクでもう少しわざと幼くするとか 時代の演出のメリハリもっとつければいいのに このメンツ集めてこれじゃもったいなさすぎる》
話題作ではあるが、ドラマ史に残る“珍作”になりそうな予感も……。
