母を亡くして1人で生きる12歳の少女 音信不通だった父親が突如現れる 「スクラッパー」公開決定

英国アカデミー賞で英国作品賞にノミネートされた映画「SCRAPPER/スクラッパー」が、2024年7月5日より劇場公開されることが決まった。

「SCRAPPER/スクラッパー」は、母を亡くして1人で生きる12歳の少女のもとに、音信不通だった父親が突如現れたことから始まる共同生活を描いた作品。本作が長編デビューとなる1994年生まれの新鋭シャーロット・リーガンが監督を務めた。主演のジョージー役には、本作がスクリーンデビューとなるローラ・キャンベル。たくましさと可憐(かれん)さが共存した演技を見せる。ジョージーと親子関係を構築しようとする不器用な父親ジェイソン役を、「逆転のトライアングル」「アイアンクロー」などのハリス・ディキンソンが務める。

予告映像では、ジョージーとジェイソンが、別々に過ごした年月を埋めるように、ぎこちないながらもともに時間をつむいでいく愛おしい姿が捉えられている。ナレーションは俳優の小川未祐が務めた。ポスタービジュアルは、フィルムカメラで撮られたような仕上がりで、不器用ながらもつながろうとする2人の姿を捉えている。

【作品情報】
SCRAPPER/スクラッパー
2024年7月5日(金)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷&有楽町ほか全国公開
配給:ブロードメディア
© Scrapper Films Limited, British Broadcasting Corporation and the The British Film Institute 2022

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