車が踏切に閉じ込められたケースを想定し訓練 昨年度 JR四国管内で人や車が関係する踏切事故は10件【香川】

春の全国交通安全運動期間中のきょう(10日)は交通死亡事故ゼロを目指す日でもあります。

香川県高松市の踏切では事故防止の訓練が行われました。

高松市の野球踏切で行われた訓練には、JR四国や警察のほか、市民ら約30人が参加しました。

JR四国管内では昨年度、人や車が関係する踏切での事故が10件もあったということで、参加者は車が踏切に閉じ込められたケースを想定し、踏切内から車をゆっくりと発進させ、遮断機を斜め上に押し上げて脱出する訓練などを行いました。

(JR四国安全推進室 坂中真文副室長)
「一旦停止をしていただいて、左右を確認したあとに踏切を通行していただくことと。遮断機が下り始めた時に無理に踏切に入らないことを心がけていただきたいと」

踏切での訓練は、あす(11日)も多度津町や琴平町で行われることになっています。

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