いすゞ関連元課長らを逮捕 虚偽請求で約束手形詐取か

いすゞ自動車の関連企業にうその請求書を提出し、額面で1000万円を超える約束手形をだまし取ったとして、「いすゞ自動車近畿」の支店の元課長らがきょう(10日)、和歌山県警に逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは「いすゞ自動車近畿」の和歌山支店の元営業課長で和歌山市中に住む川崎光輝(かわさき・みつてる)容疑者49歳と、取引先の社長で和歌山市梶取の鈴木和哉(すずき・かずや)容疑者52歳です。

警察の調べによりますと、2人は共謀し、2017年の5月ごろからおととしの1月ごろにかけて、注文を受けたおよそ20台のトラックに付属品などを取り付けたとするうその納品請求書を、横浜市に本社がある「いすゞ自動車販売」に提出し、額面で合わせておよそ1137万円の約束手形などをだまし取った疑いが持たれています。

2人は容疑を認めているということです。

警察によりますと、いすゞ自動車販売が不審な受注が繰り返されていることを確認し社内調査で発覚しました。

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