4年ぶりCL準々決勝のバルセロナ、チャビ監督は教え子FWデンベレら警戒「意識して最善の守備を」

PSG戦に臨むチャビ監督[写真:Getty Images]

バルセロナのチャビ・エルナンデス監督がパリ・サンジェルマン(PSG)を警戒している。クラブ公式サイトが伝えた。

直近公式戦11試合無敗と一時の不調から立ち直ったバルセロナ。チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16ではナポリを下し、2019-20シーズン以来の準々決勝進出を決めた。

10日の準々決勝1stレグでは、パルク・デ・プランスに乗り込みPSGと対戦。チャビ監督は試合前会見でチームの好調ぶりを語っている。

「4年間準々決勝に進出していないバルサにとっては、興奮の一言に尽きる。素晴らしい試合と準決勝進出を楽しみにしている」

「選手たちがどのようにトレーニングに励んでいるか、競争しているかを見ると、本当にモチベーションに満ちているのがわかる」

また、現役時代にバルセロナでチームメイトとして戦い、選手と監督という関係も築いたルイス・エンリケ監督にも言及。ベスト8に残った監督のうち、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督、アーセナルのミケル・アルテタ監督も含めた4人がバルセロナの哲学を知る監督だとも指摘した。

「PSGはチャンピオンズリーグで優勝するためのチームを作っているし、世界最高の監督の1人であるルイス・エンリケを擁している」

「彼とは素晴らしい関係を築いているし、世界中の尊敬を集めている。我々は2人とも同じようなことを求めている」

「ルイス・エンリケ、グアルディオラ、アルテタ、そして私は皆、バルサのDNAを持っていると言える」

さらにPSGの選手層にも焦点。昨夏バルセロナから移籍したフランス代表FWウスマーヌ・デンベレを始め、攻撃陣に強力な選手が揃っているため、守備に重きを置くつもりのようだ。

「PSGは優勝候補の1つだと思う。なぜなら彼らは我々にとってのベストプレーヤーの1人を獲得したからだ」

「彼らにはムバッペ、デンベレ、コロ・ムアニ、ヴィティーニャもいる… 彼らのカウンター攻撃を回避しなければならないし、意識して最善の守備をしなければならない」

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